SHISEIDO GINZA
SIX store
- Service
- Art DirectionUI/UX designInteractive Digital Signage
- Date
- Jan 2017 - Mar 2018
- Client
- SHISEIDO
01 / The Challenge
I was selected to design an interactive digital signage system for Shiseido's new outlet in the "GINZA SIX" shopping mall. My responsibilities included art direction and UI/UX design for this innovative project.
The client envisioned this digital signage as a "Digital Counseling Mirror," combining aesthetic appeal with functionality, reflecting Shiseido's blend of classic style and modern innovation. This system aimed to revolutionize the cosmetics counter experience by integrating product exploration with a mirrored display, a pioneering concept in Japan's cosmetics industry.
新しく出来るショッピングモール『GINZA SIX』に新しく店舗を構えることとなった資生堂のチャレンジで、最新技術を使ったインタラクティブ・デジタルサイネージを構築することとなりました。私は、そのプロジェクトにてアートディレクションとデジタルサイネージのUI/UXデザインを担当しました。
誰が見ても美しく、かつ新しい商品のイメージを伝える機能性も必要とされるデジタルサイネージは「鏡」をイメージしたいという先方の要望がありました。デジタルカウンセリングミラーと題し、鏡を模したディスプレイをタッチすることで商品の説明や使い方、訴求が表示されるような次世代化粧品カウンターを設置したいという日本の化粧品業界初の試みとなりました。
02 / The Story
My task involved designing the touch panel interface for the digital counseling mirror. We began by identifying the ideal display characteristics to fulfill the vision of a next-generation cosmetic counter that doubles as a mirror. This required careful selection of size, texture, color, and screen quality to mimic a real mirror's properties.
Focusing on user interaction, the design needed to be intuitive and highlight the graphic design to effectively present new products.
After extensive testing and design iterations, we developed a UI that enhanced product textures on-screen, mirroring their real-life appearance and appeal. Finding the right display was challenging, yet we succeeded in creating a design that not only resonated with the Shiseido brand but also seamlessly merged theme with functionality.
新しく設置するカウンターにはデジタルカウンセリングミラーがあり、タッチパネルシステムを用いてお客様に商品を紹介し、その魅力を伝えます。この際のタッチパネルのUI/UXデザインを担当しました。ただデザインするだけでなく、先方のイメージする世界観や理想的な次世代化粧品カウンターを実現するために最適なディスプレイを探すところから始まりました。「鏡」を模したディスプレイを希望されていたので、鏡に見えるようなサイズ感、大きさ、画面の質感、色合いなど、厳選して選定する必要がありました。
それだけでなくインタラクティブ・デジタルサイネージとしてはユーザーがタッチして操作することに重きを置くため、操作性も重要でした。加えて、新商品を紹介するために商品の魅力が伝わるようなグラフィックスを表現することも重視しました。
色々と考え、試行錯誤した結果、商品特有のテクスチャを画面上で表現することで、商品の特徴と魅力を見せられるデザインを提案しました。そのデザインを実現できるディスプレイを選び出すことには大変難航しましたが、妥協せずに最高の形で「鏡」という世界観と、商品紹介における機能性を両立させたデザインで、資生堂のブランドイメージを投影した革新的かつ洗練されたデザインを実現することができました。